税理士独立開業時の創業融資

　税理士の独立開業時において創業融資を行う機関は、日本政策金融公庫か保証協会（お近くの銀行や信金等経由）のいずれかになります。
　いずれの機関に創業融資を申し込んだとしても、税理士は融資審査上の評価が高く、創業融資を借りることが容易な業種です。

　税理士の独立開業時において創業融資を行う機関は、日本政策金融公庫か保証協会（お近くの銀行や信金等経由）のいずれかになりますが、私は日本政策金融公庫をお勧めします。
　なぜなら、銀行や信用金庫等にはテリトリーがあり、基本的にテリトリー外のお客様を取り扱うことはできません。
　しかし、日本政策金融公庫ではテリトリーがとても広く、例えば東京の支店であれば、東京23区は勿論、埼玉県や神奈川県、千葉県の案件でも取り扱って貰えます。
　よって、今後皆さんのクライアントが融資の相談や申請をする際にも、その担当者が力になってくれると思います。

　創業融資は、計画書に無理のない範囲で多く借り入れされることをお勧めします。
　なぜなら、手元資金に余裕があれば、仮に集客が上手く行かなかった時にあれこれ試す資金的余裕と試す時間を確保することができるからです。
　また、創業融資の金利は、一般的に1.5％～2.5％程度になります。この程度の金利であれば、少し多めに借り入れを行ったとしてもそれほど無駄にはならないと思います。