開業税理士の集客方法②

　岡本税理士事務所では会計ソフト・税務ソフト会社など経由でも集客ができています。
　具体的にお話をします。
　岡本税理士事務所では、会計ソフトに弥生会計を使用しています。そうしますと、弥生会計のホームページに税理士事務所の情報を登録することができるのです。
　多くの税理士事務所が、住所や電話番号しか登録していない中で、得意分野や自己PRをしっかりと記載すると弥生会計のホームページを見た見込み客からお問い合わせがあります。

　恐らく、多くの税理士会支部において、一般の方向けに定期的に税の無料相談会を行っていると思います。
　この相談員を担当することで、相談に来られた方がそのまま仕事を依頼されることがあります。
　この活動でどの程度のクライアントを獲得することができるかは、地域と運に大きく左右されると思いますが、検討する価値はあります。

　1回のみ、定期的、いずれもあると思いますが、異業種交流会やビジネスランチ会と呼ばれる会への参加です。
　岡本税理士事務所でも、開業当初は参加したことがあり、お仕事の紹介を受けたことがあります。
　ただ、移動時間や参加している時間と、ご紹介を受ける仕事量とが見合っていないと思い、途中で退会しました。
　一方で、異業種交流会で仕事のキーマンを見つけた方もいらっしゃいます。

　本を出版・監修していると、肩書（資格など）や本の内容に関して権威付けができます。
　岡本税理士事務所では、毎年市販の確定申告本を監修しておりますので、確定申告に関する仕事のお問い合わせが絶えません。
　また、本の監修をしていることで、確定申告に関するテレビ出演や、他の雑誌記事の監修等のお誘いもあり、益々権威付けができます。

　集客ではないのですが、税理士事務所の売上アップという点では、保険代理店になることも検討が必要です。
　税理士事務所では、日本生命や大同生命の代理店になることが多いと思います。
　税理士事務所は決算書を作成しますので、クライアントの財政状態を把握しています。そこで、クライアントのためにもなり、税理士事務所の売上アップにもなる生命保険をお勧めし、クライアントが加入すれば、税理士事務所は保険代理店収入を得ることができます。